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ワゴンで飲茶  香港(DAY 3)

2017.08.6

香港3日目(7月16日)

この日も曇天。今にも雨が降り出しそうな不安定な空だった。天気予報によるとどうやら僕らが香港に滞在している間だけ天気が悪く、その後は晴れ間が続く模様。なんとまあツイてないというか、つくづく雨男だなあと思う。

 

午前、ホテルを出ると案の定突然のスコールが降り出した。傘を持っていなかった僕らは慌ててコンビニでビニール傘を調達するも、すでにビショビショ。しかし、僕は雨のシーンを撮りたい思っていたので、その雨の中撮影を試みた。

今回僕が撮りたかったのは香港を舞台にしたショートフィルムで、初めて訪れてた香港の印象を自分が出演し映像に収めようとしていた。なので香港に来るまで特にアイデアは考えておらず、なんとなくのイメージ、雰囲気だけを渡航前にムックと共有して、具体的なシーンは滞在中に考えて撮影しようという計画だった。

というわけで雨のシーンは絶対に必要だと昨夜考えた僕は、その僕らをビショビショにしたスコールが良いタイミングだと判断した。僕は撮りたいカットをその場で考え、それをムックに説明しカメラを彼に渡した。ちなみにムックは映像を撮ったことがなかったが、全体を通してとてもいい感じに撮ってくれたと思う。むしろその初めて触るぎこちなさが、作品の意図とマッチしていたのではないかとポジティブに捉える。

 

雨のカットを幾つか撮ったのち、僕らは朝食のために西営盤(せいえいばん)へと移動した。

 

訪れたのは蓮香居という昔ながらのスタイルで飲茶が楽しめるというレストラン。店内へ入ってみると、たくさんの人で賑わっていた。特に店員さんが案内してくれるわけではなく、空いてる席を自分で見つけて着席し食事をはじめるというスタイルであった。

すると飲茶を乗せたワゴンが通りかかるので、好きなものをそこから自分でピックアップしていく。このワゴンスタイルの飲茶は昔ながらのスタイルらしく、今ではそういった店も数少ないようだ。したがって多くの観光客とローカルの客で溢れていた。

 

よくわからないものを何品かピックアップしていると、ハンナちゃんとその双子の友達、ササちゃんジジちゃんが合流した。彼女たちとは初めましてだったが二人ともとても気さくで、この日僕らをハンナちゃんと共に様々な場所へ案内してくれた。こうやって海外で交流が広がるのはとても楽しい。現地の人と友達になることで、ただ観光するだけでは気付かないその国のことをより深く知ることができる。

 

我々は朝食を済ませ、彼女たちがよく行くというバブルティーが美味しいカフェへと向かった。コースウェイベイという地区の商業施設の中にそのカフェはある。そこには行列ができており、そのタピオカ入りドリンクがブームであるということがよくわかった。また、そのカフェは日本でいう蔦屋書店のような本屋に隣接しており、いわば代官山蔦屋のようにそのバブルティー屋がスターバックス的な役割を果たしている。バブルティーを片手に最新ファッション誌やカルチャー誌を読むというスタイルが流行っているのだろう。

 

その本屋をブラブラしていると、海外誌が多いことに気がついた。海外誌とは韓国や日本の雑誌のことで日本人なら皆知っているようなファッション誌がいくつも陳列されていた。女性誌だけでなく男性誌まで。ある程度需要があるのだろう。様々な国のファッションに興味があるというのはとても面白い。しかも国によって編集の仕方も異なるであろうし、そういった違いを日頃から香港の若者達は感じているのだろう。身近なところから国際的な場所だと気づかされる。

 

美味しいバブルティーを飲み、キンキンに冷えたファションビルを出た我々は彼女たちが好きだという香港のデザートを食べ歩いたり、サードウェーブコーヒー屋で休憩したり暑さを和やらげながら時間を過ごした。

 

日が暮れてからは、昔ながらの下町の雰囲気を楽しむことのできるサムスイポーへ。ここはなかなかディープで、よくわからないケータイやガジェットなどが売られていた。ただ雰囲気はとても渋いので、ショートフィルム用にハンナちゃんの出演シーンをいくつか撮影した。ハンナちゃんは流石女優さんで、僕の曖昧な英語の演出にもかかわらずカメラを向けるとしっかりとお芝居をしてくれて本当にありがたかった。

 

その後、僕のリクエストで夜景を楽しむためにスターフェリーへ。船上から見る香港島の夜景は想像よりも綺麗で、映像を撮っている間にすぐ到着してしまった。

セントラルという地区に到着した後、ハンナちゃんたちのアテンドで広東料理屋へ。レトロな内装をしたそのレストランの料理はどれも美味しく彼女たちとの最後の夜を楽しく過ごすことができた。

 

ハンナちゃんはじめ、ササちゃんジジちゃんもモデルや女優の仕事をしており日々忙しいくしているのにもかかわらず、たっぷりと時間を使って案内してくれたことに本当に感謝したい。彼女たちのガイドによって充実した観光になったことは間違いない。

 

外国の友達を作ることは簡単ではないかもしれない。しかし彼らと接することで知る彼らの知識や考え方は我々に大きな気づきを与えてくれる、それは国際的に生きていくうえで大切なことであり、世の中常識が一つではないということを受け入れるきっかけになる。

とにかく様々な国で友達を作りたい。

歩いて食べて撮って。香港(DAY2)

2017.08.1

香港2日目(7月15日)

暑くて寝苦しい夜かと思っていたが、疲れていたのかぐっすり寝ることが出来た。

9時に起床した。窓の外を見るとどんよりとした空模様。

 

この日は香港に住むモデルの友達ハンナちゃんと会う日であった。彼女とは今年の5月に大阪の撮影で出会った。4月から6月までの3ヶ月間日本でモデル活動をしており共演したという形だ。日本の事が大好きらしく、いつかは本格的に住む計画だそう。今は香港の仕事が忙しいようだが、ちょうど休みが合い我々をいろいろな場所へ案内してくれた。

 

まず彼女と11時にチムサーチョイで久々の再会を果たし、その後とてもローカルなチャーチャンテンに連れて行ってくれた。チャーチャンテンというのは香港独自の飲食店でカフェと定食屋がミックスしたような日本にはないジャンルの店である。僕は香港に行く前に彼女に朝ごはんが食べたいというざっくりとしたリクエストをしていたのでいつも友達とよく行くというその店に案内してくれた。

 

その店は非常にわかりにくい。ます通りに面した電気店に入りその店を横切ってビルの中へ。そしてビルを奥の方に進んでいくとそのチャーチャンテンにたどり着く。その名もスターカフェ。店内に入ると数名の中国人観光客っぽい客がいたが、ほとんどはローカルな客だろう。席はほぼ埋まっていた。広東語のメニューを見てももちろん理解できないので、ハンナちゃんにお任せで注文してもらった。頼んだのは炒り卵とトマトの入った出前一丁のラーメン?とにかく麺料理。味は優しめで美味しかった。そしてもう一品。ハンナちゃんがオススメだと注文したフレンチトースト。これが本当に美味しかった。日本のフレンチトーストもこうなるべき。揚げパンっぽいパンにピーナッツクリームがサンドしてある。これに蜂蜜をかけて食べる。確かに甘い。しかし、くどくなることもなくペロリとたいらげてしまった。すっかり気に入って、滞在中毎日食べた。

 

高カロリーな朝食を済ました我々は120年の歴史があるスターフェリーで香港島へ移動しセントラルという地区へ。

地下鉄だと一駅だが、是非一度はフェリーに乗ることをお勧めしたい。数分の移動だが、船上から九龍島と香港島の両方を見ると、自分が香港のど真ん中にいる感覚を体感することができる。

 

セントラル到着後は街をブラブラ。エッグタルトを食べたり、『恋する惑星』のエスカレーターで「ごっこ」をしてみたり。ちなみに我々は観光客丸出しですごい興奮しながら写真を撮っていたが、僕らの他に誰も恋する惑星ごっこをしていなかった。もう20年も前の映画だからみんなやり終わったのかな。とにかくそのエスカレーターは混雑しているので、恋する惑星写真を撮るなら周りを見てタイミングに気をつけよう。

 

一通り楽しんだ後は、ムックのリクエストで亀ゼリーのお店に。亀ゼリーという全く味の想像がつかない黒光りしたゼリーは、亀の内側の甲羅が入った伝統的なデザートである。恐る恐る食べてみるが、これが美味。漢方の独特の味がするがとてもさっぱりしていてこれがクセになる。これは知れて良かった。亀ゼリーを食べたおかげか香港滞在中は非常に調子が良かった。日本でも食べられるか調べてみよう。

 

すこぶる健康的になった我々は地下鉄に乗って、太子という場所へ。ここには最近話題のミュージックビデオ(MONDO GROSSO 『ラビリンス』)のロケ地がある。とても香港的な雰囲気でフォトジェニックだと思い、ハンナちゃんに連れて行って欲しいとお願いした。その場所に着くと、数名の観光客が写真を撮っていた。その空間は圧巻で美と恐怖が隣り合わせで、とてもアンバランスな場所であった。要はとても魅力的でドローンを飛ばそうと試みたが、住人がこちらを凝視していたのでビビって断念。しかしハンナちゃんでラビリンスごっこができたので良し。ハンナちゃんもカメラを向けるとそれっぽくやってくれるのでさすがである。

その後、金華冰廳というチャーチャンテンへ。パイナップルパンとレモンティーで休憩。ここのパイナップルパンは有名らしく本当に美味しかった。温かいメロンパン的な味だけどちょっと違う。

 

その後は金魚街で生々しい金魚の大群や桶にびっしり入った白いカエルを見つつ、繁華街の旺角へ。スニーカーストリートや女人街を見て歩き、その活気に圧倒させる。ハンナちゃんは旺角を新宿みたいと言っていたが、それよりも確実に賑わっているし、熱気がすごい。

 

20時、1日アテンドしてくれたハンナちゃんとバイバイして、我々は再びセントラルへ。観光客で賑わう通りで観光客向けのタイ料理屋に入るもののやっぱりハンナちゃんがいないとダメだなーとその店を選んだことを反省しつつ、滞在しているワンチャイへと戻った。

 

よく歩いた1日だった。

5ヶ月ぶりの海外。疲れたがやっぱり全てが新しく刺激的で楽しかった。観光客になることは大事だ。

日本にいれば知る由もなかったであろう、亀ゼリーの味や街の雰囲気。そうした新しい体験は今まで予想もしなかった興味や行動を自分に与える。つまり予測ができていなかった未来に自分をつなげてくれる。それはすごい楽しいことだと思う。

 

 

 

 

香港へ(DAY1)

2017.08.1

7月14日から18日まで初めての香港へと行ってきた。

目的は友達に会う、観光、そして映像制作。

今回はカナダ以来の約5ヶ月ぶりの海外であった。そろそろ海外の空気に触れなければと思っていたのでタイミングよく出国できよかったと思っている。去年たくさん旅行をし、その刺激、楽しさが体に染みついたようで、5ヶ月も同じ国にいるとむずむずしてくる感覚は2年前にはなかった感覚である。

そして今回、はじめて友達と二人旅。これまでは現地で友達と合流したりすることはあったが、出発から帰国まで友達と共に旅行をするというのは初めての経験であり、二人旅の良さを知れた旅でもあった。一緒に行ったのはスタイリストの椋野くん(むっく)。彼とはモデルをはじめて間もない時に知り合い、僕と年齢も近く、ここ数年でとても仲良くさせてもらっており、頼りになるスタイリスト兼仲間である。そんな彼に今度香港で観光しながら映像作品を作りたいから一緒に来ない?と持ちかけた。彼はすぐスケジュールを確認し、「行くよ」という即決と共に衣装のアイデアも出してくれた。それが旅の3週間前くらいかな。

そんなわけで今回の旅は始まった。

 

初日(14日)

夕方にむっくと東京駅で待ち合わせると、むっくはリュックひとつ。しかもその中には撮影用の衣装が入っているという。リュックはパンパンだったがその身軽さに驚く。僕はというと、機内持ち込みの40リットルのキャリーバック。ドローン等機材が半分くらいなので結構重くなってしまったが重量を計測させることもなかったので何キロだったかはわからない。ちなみに香港エクスプレスの機内持ち込み重量は7キロまで。それ以上に重かったのは確実だと思う。

1000円バスで成田まで行き、19時発の香港エクスプレスにて香港へ。約4時間くらい。初めての航空会社(LCC)だったが座席も狭くなく快適であった。

さすがはちょっと前まで世界一だった香港国際空港。夜中に着いたが、市街まで行く電車がまだ走っており25分くらいで楽々市街地へ。この距離感が素晴らしい。

今回我々は香港島のワンチャイに滞在した。初めての香港に興奮しつつも、時間も遅いのでホテル近くのまだ開いていた中華料理屋へ。あまり冒険せず、チャーハンや野菜炒めを注文した。味は極めて普通。そんな感じで香港の旅が始まった。

東京レコード

2017.04.26

お久しぶりです。

東京はだんだん暖かくなり、新緑が美しい季節ですね。

僕はすっかり東京住民となり、3月に帰ってきた時のあのふわっとした旅行者気分で東京を味わう事はもうできず、英語を話すこともめっきり少なくなり、しっかりと東京人として日々の生活を送り、米を炊いては食べているわけであります。

さて、今年から続けていたVlogが最近滞っていたのですが、飽きたわけでも、辞めたわけでもなく、ここ2週間ばかし、あるミュージシャンのMVの監督として企画とか撮影とか編集をしており、なかなかVlogを編集する時間が取れなかったという言い訳をさせていただくことにします。

カメラは常に持ち歩き、日々を記録することはしていたので、今度のVlogはMVのことになるかと思います。

さて、そんな最近僕の取り組んでいたMVも昨日完成し、本日2017年4月26日18時に無事YouTubeに公開されました。

ミュージシャンの名前はザ・チャレンジという男性5人組のロックバンドでメジャー経験もある実力派。そんなちょっとユニークなバンドが最近新曲「東京レコード」をリリースし、そのMVを監督させていただきました。

知り合いの方からこのお話をいただきまして、是非やらせてくださいということで実現しました。で企画とか撮影とか色々あって完成したのですが、今回は役者さんに5名ほど出演していただき、ドラマ仕立てとなっています。僕はやっぱりお芝居を撮ること好きなので、今回の撮影は至福の時間でした。

なぜかというと、お芝居は役者と役者、人と人とのコミュニケーションなわけであって、要は何が起こるかわからない。もちろん台本や動きの指示はあるのですが、瞬間瞬間の役者さんの気持ちというのは予測ができないわけです。その心の動きと役とがシンクロするかしないかは置いておいて、その隙というか感情と感情の間の感情みたいなものが見れて記録できるのがめちゃ楽しいわけです。

ということを再確認できたのですが、それは良い役者さんと仕事ができたからであり、急なオファーにもかかわらず、尽力していただいた役者さんたちにとても感謝している所存であります。

是非観てね。

BOXING WEEK

2017.01.6
日本では今セール真っ只中であろうが、こちらのセールであるボクシングウィークはもう終わり。
この週は買い物客が街に溢れて、普段ガラガラなデパートもすごく賑わっている。
僕もセールが好きでついついその時期になにかを買ってしまう。今回も買うか買わないか散々迷った挙句スニーカーを一足購入してしまった。
購入したのはnew balance のM990V4という靴。以前このモデルの一つ前のV3を履いて、とても気に入っておりいつかV4も買おうと思っていたので良いタイミングだった、はず。
日本で買うと結構高いけど、北米だしボクシングウィークだしということでだいぶお得だった。
この靴は本当に便利。ランニングからセミフォーマルまでこなす程、機能性とデザインを両立させており、しかもソールが強い。僕は歩き方が変でいつもカカトの外側を削ってしまうのだが、以前履いていたM990V3はなかなかすり減らずに長期で履くことができた。長持ちするものが好きだ。
以上、買い物後の自分への言い聞かせでした。
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セントマーチン

2016.12.16

ここ三週間でセントマーチンとロサンゼルスにそれぞれ一週間ほど行っていた。

まずはセントマーチンについて。2016.11.23 – 2016.11.29

ここはカリブ海に浮かぶ島で、島の北半をフランス領、南半分をオランダ領とする一周するのに3時間ほどの小さな島である。南北の行き来は自由でパスポートはいらない。

今回、僕にとって初めてのカリブ海であった。

バンクーバーはすっかり冬で気温も低く毎日しとしと雨が降る日々が続いており、暖かいな場所に行きたかった僕にとっては最高の目的地となった。

バンクーバーからモントリオールを乗り継ぎセントマーチンへ。計10時間ほどフライトだった。

まずこの島の印象は豊かだということ。物価も高く(ビールは安くて美味い)高級時計やブティックといった綺麗なお店も多く、地元の人々も豊かで、観光客をぼったくってやろうという雰囲気はなく皆余裕のある感じであった。フィリピンをはじめ、アジアの島しか訪れたことのない僕にとってこの雰囲気は不思議で、同じ島であっても、場所によって大きく様相が異なるのだと気付かされた。

タクシーが特に高く感じた。タクシーの値段は距離で決められているらしく、車内にメーターもなく交渉もできない。少し移動するだけでも一人10ドルは取られる。一応ドライバーに値引きを試みたがガバメントプライスらしく、却下された。観光業のシステムがしっかりと確立している印象を受けた。また交通量が多く、渋滞が頻繁に発生していた。車の量の割に道路の整備が行き届いていない感じで、レンタカー等で観光をする際は時間に余裕を持つことが重要だと思う。

この島は飛行機好きの聖地として有名である。セントマーチン空港の滑走路すぐそばにマホビーチという場所があり、ここで着陸直前の飛行機を真下から眺めることができるのだ。また飛行機離陸時はジェットエンジン真後ろに立つことができ、その爆風を体感できる非常に珍しく危険な場所である。僕もその爆風を何回か感じたが、何かを掴んでいないと本当に吹き飛ばされてしまうくらい強烈であった。

観光客は白人が多くアメリカから来ている人が多い印象だった。東アジアの真裏にあたる島なので日本人は滞在した5日間で1組だけ見ただけで中国人、韓国人を見たのも数回だけであった。

5日間の滞在のうち2日目と3日目はアンギラというセントマーチンからボートで20分ほどの島に滞在した。この島はイギリス領で、セントマーチンから入島する際はパスポートがいる。島の大きさはセントマーチンとさほど変わらないが、雰囲気はセントマーチンと比べかなり田舎である。しかし、美しいビーチがたくさんある。そのビーチを求めて海外セレブがお忍びで訪れることも多いらしく、高級リゾートホテルも多くある。僕はレンタカーを借りていくつかのビーチを周り泳いだり、ドローンを飛ばしたりして過ごした。地元の人たちがとても気さくで、よく話をかけてきてくれた。

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またアンギラのGround BayというビーチからSandy Islandという小さな島にアイランドホッピングが可能でこの小さい島が大変美しかったので、もしアンギラに行くことがあればこのSandy Islandにも訪れることをお勧めする。5分ほどで行けるので。

僕はセントマーチンよりアンギラのローカルな雰囲気の方が好きだった。

まだまだ訪れていないビーチも多くあるのでまたゆっくり訪れてみたい。

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ビール

2016.11.17

最近仲の良い韓国人の友達に、「今友達の家で飲んでるから来ない?」と誘われた。

外が寒すぎるせいで快く行く気にはなれなかったけど、特にやることもなかったのでジャケットを着て家を出ようとした際に、手ぶらで行くのは申し訳ないからせめて自分の分のビールは持って行こうと、冷蔵庫を開けて一本の缶ビールをリュックの中に入れた。

外へ出ると極寒の雨天で、なんだよ面倒くさいなとちょっと思いながらバス停に向かう。頼りにならないグーグルマップではバスが15分後に来ますって表示されているけど、運良くバスはすぐそこに。バスに乗り込み最前に列の空いている席に座り、3分くらいしただろうか、太ももに何か濡れている感触を覚えた。はじめは傘の水滴だと思ったが、それにしても足に水分が染み込んでくる。僕は膝に乗せていたリュックを持ち上げ自分の太もも確認してみると明らかに傘の水滴ではない何かがジーンズにしっかりと染み込んでいるではないか。

 

このとき僕は思い出した。それは僕がまだ京都の大学生であったときのことだ。僕は当時結婚式をビデオで撮影するというバイトをしていた。映像を大学で学んでいた僕にとっては専門性のあるバイトでとても楽しかった。ある日、僕はいつものように、当時住んでいたボロいアパートからバイト先である京都市内のとある結婚式場へ向かったのだが、疲れていたの気合を入れるためなのか覚えていないが途中でレッドブルを買って機材バックの中に入れた。

会場に到着し、レッドブルを飲んでから準備に差し掛かろうと思い、機材バックを開けるとほんのり甘い匂いがするではないか。そして僕はバックがびっしょり濡れていることに気がついた。もちろん原因はそのレッドブルである。缶の側面の一部を何かにぶつけたようで、穴が開いてドリンクが漏れ出していた。そしてカメラもがっつり濡れていた。僕はそれまでに色んなカメラを触っていきたがレッドブル風味のカメラは触ったことがない。ベタベタになったカメラがちゃんと動くか僕はすぐに電源を入れて確かめた。

電源はちゃんと入った。そしてちゃんと録画もできることを確かめた。よかった、これで撮影できないという大惨事は逃れることができる。と思ったのだが、ん?音が変だ、、、。音がバキバキに割れている、、。設定を間違ったか?いや、音声の設定はいつもの通りだ。でも音が割れている、、、。

焦った。やっちまった、レッドブルでカメラの録音機能を壊してしまった。

どうしようもすることができないので、その撮影はその壊れたカメラで行わざるを得なかった。音はもちろん使い物にならないので、後に編集の人をひどく困らせてしまった。

 

ということを僕は思い出した。

つまり今回のこの違和感がそれと一緒かもしれないと悟った。そして恐る恐るリュックを開けて中を見てみると案の定びちょびちょ。

なんとビールにものすごく小さな穴が空いていてそこからビールがピューっと飛び出していた。

僕はそれを見つけるやいなやその穴を中指で塞いだ。なんとかビールの噴出は防いだが時すでに遅し。リュックの中はビショビショでなんなら少しビールが底に溜まっている。そのたまったビールがリュックから染み出して僕の太ももへと沁みてきたわけだ。約10分のその小さな穴を押さえてなんとか目的の駅に到着。ビール臭たっぷりのリュックを持ってバスを降りた。極寒の中、ビールで濡れたジーンズとビショビショのリュック。もう最悪だ。

なんとなくリュックの中を拭いた後、暖をとるために近くのコーヒーショップへ。熱々のアメリカーノでちょっと体温回復させ、カバンも少し乾かすことに成功した。

友達のところにたどり着いたのは約束の時間からだいぶ遅れてしまった。申し訳ない。

 

もうカバンの中に缶は入れない。

缶は柔です。

 

ルルレモン

2016.11.14

知っている方が多いかは分からないがルルレモンというバンクーバー発のヨガウエアブランドがある。

バンクーバーの人たちはこのブランドが大好きで、ジムやヨガに行くと多くの人がこのウエアを身につけている。決して安くない、というよりスポーツウエアにしては高すぎる。にもかかわらず地元に根付いた商品を偏好することは素晴らしいと思う。

さて、このルルレモンの特徴。まず前述したが値段が高い。高機能。そしてデザインがイマイチ。(レディスは見ていないのでメンズウエアに限ります)この三点が特徴として挙げられると思う。個人的にはこの「デザインがイマイチ」がどうしても気になってしまい、今まで購入には至っていなかった。

しかし、今回初めてこのブランドを購入したので記念にブログに記す。

僕が今回購入したのは黒のシャツ。スポーツウエアというよりも普段着用なのだが、まず生地が素晴らしい。ヨガウエアだけに伸縮と速乾性に優れ質感も高級感があっていい感じだ。特に速乾は僕にとってとても重要である。あまり服を持ちたくない僕にとって、夜洗って朝しっかりと乾いているような服は理想的なのだ。

そして問題のデザインだが、これがなんといい感じである。襟の形、サイズ感、裾部分には夜光るデザインが施してあるのもスポーツ感があってカッコイイ。

去年初めて購入したテアトラもそうだが、最近は高機能でないとなかなか買うまでに至らない。ただデザインやサイズ感がでは服を選ばなくなった。そこには持ち物を少なくし、身軽でいたいという気持ちとより快適に過ごしたいたいという気持ちがある。快適というのは、身体の自由のことであって、身体の運動になるべくストレスにならない服が望ましい。例えばスキニーパンツとかはかっこいいと思うけど本当に苦手。

かっこよくてタフだけど楽に毎日着れる服。それが理想であって僕にとって高機能という意味だ。

早くテアトラのポケットにMavic Proを入れて手ぶらでドローン撮影をしたい。

NY / ブルックリン

2016.11.10

マンハッタンからイーストリバーを越えれば数年前から話題のブルクッリンにたどり着く。
ブルックリンといっても結構広いため、数日では一部しか見ることができなかったが、幾つかの地区を訪れ、それぞれの特徴を知ることができた。

まずは定番のダンボ、ウィリアムズバーグへ。
ダンボへはマンハッタンからブルックリンブリッジを渡った。当然観光客で混んでいた。自転車レーンと歩行者レーンが隣り合わせになっているので結構危ない。そんな状態でも自転車が結構なスピードで通ろうとすることもあるので注意が必要。しかしアメリカ最古のつり橋は魅力的であった。離れたところから眺めても、渡っても美しい。いつまでも残って欲しい。

橋を渡り終えそのままダンボという地区へいくと、フリーマーケットがやっていた。これは土日行われているBrooklyn Fleaというものの一部でヴィンテージ古着や雑貨、家具などの店が並び、よくわからないものからお土産、はたまたこだわり抜いたものまで売っている。中でも僕好みだったのが廃材から作られた家具。デザインがどれも素晴らしかった。またヴィンテージ古着を売っていたおじさん達のおしゃれぶりが世界レベルすぎて見とれた。

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続いてウィリアムズバーグ。ここはブルックリンの中心的な地区。リーマンショックを機にマンハッタン的生活を逃れるために当時倉庫の地区であったブルックリンに人々が移ってきた。彼らは大量消費大量生産を嫌い、自分たちの目で見えるものを大切にしようとする「ローカル」や「DIY」なムーブメントを作り出し、ウィリアムズバーグを中心にその精神を持ったお店や人々が街を形成していった。つまりここ数年の間にブルックリンは大きく変化したのである。
そして昨今、そういったスタイルがかっこいいと日本でも多くのメディアが取り上げている。

ここでは有名なカフェやお店、バーを訪れた。そのひとつの抹茶バーは以前から興味があった場所だったので行くことができてよかった。なんと僕の地元の愛知県は西尾の抹茶を使っているらしい。その理由は謎だが、なかなか渋い産地だと思う。僕は以前に茶道教室に通っていたことがあるのでその話を店員にすると羨ましがっていた。日本文化に興味を持ってくれて嬉しい限りだ。ただ、別に茶道ができなくても美味しい抹茶を淹れられる。それは間違いない。

日本でも有名なピルグリムへ。僕が行った時は客全員日本人だった。そしてかわいい白人の店員も簡単な日本語を話していた。覚えてしまったらしい笑

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次にブッシュウィックという地区について。
ここは、今一番かっこいいとされている場所だそうだ。たしかにここが一番グラフィテイ多く、何も書かれていない壁を見つけるほうが難しい。広告までもグラフィティで書かれているため、深夜にこっそり書かなければいけない他都市のグラフィティアーティストには羨ましい限りだろう。
友人とこの地区を回っていたのだが、たまたま友人の知り合いの女性に出会った。彼女はブッシュウィックに数年間から住んでいるのだが、街が日に日に変わっており、常に新しいお店がオープンしているとのことだった。そしてこの地区には良質のヴィンテージショップがたくさんある。彼女のアテンドで何店舗か訪れた。普段ほとんど古着屋に行かない僕にとっては掘り出し物を見つけるのは大変な作業だが、ヴィンテージ好きなヒップスターにはたまらない場所なんだなと思う。お店にはおしゃれ偏差値70以上の人も多かった。有名はピザ屋「ロベルタ」は激混みで行けず。ここはヒップスターの溜まり場らしい。

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続いてレッドフック。
ブルックリンの西に位置し海に面したこの地区は周りを工場と集団住宅に囲まれている。
メインストリートとなるバンブラントストリートには少しだがおしゃれなカフェや雑貨屋があるが人はまだまだ少なかった。
昔のウィリアムズバーグを彷彿させる雰囲気だと聞いたとこがあるが、これからもしこのレッドフックが発展してくとしたらどういった変化をするのか想像するととても面白い。
どうやらロブスターを推しているようで何店舗かロブスターの看板を出したレストランがあったが甲殻類が苦手な僕はFORT DEFIANCEというカフェで普通のランチをしたのだが、その店にはメインストリートの閑散ぶりからは想像がつかないほど賑わっていた。

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最後にブルックリンとポートランド違いについて。
様々なメディアに取り上げられ、おしゃれな街として幾度となく紹介されているブルックリンとポートランド。1ヶ月前にポートランドを訪れたので、この二つの街にどういった違いがあるか考えてみる。
まず人について。この両方の街にはヒップスターが集まる場所として知られているが、街によってその特徴は異なると思う。簡単にいうとブルックリンのヒップスターの方が「おしゃれ」を意識的にしている。そして多少高級な感じで彼らは「ヒップスター」をしている。これは日本のおしゃれな人たちと似ている思った。もしヒップスターが日本でいうところのサードウェーブ系のことだとしたらブルックリンのヒップスターたちと日本のサードウェーブ系たちはとても似ている。
まず彼らにとって大事なのはこだわったファッションだが、これは共にレベルが高い。
ブッシュウィックにあるヒップスターたちの集まるカフェに行ってみたがまるで高円寺か下北にあるようなおしゃれなカフェとまるで雰囲気が一緒であった。
サードウェーブやサブカルっぽい格好をした人たちがマックを開いて真剣に画面を覗き込んでいる。これは日本でもまったく同じで、顔の人種だけ違うって感じ。
一方でポートランドについて。
まず人々はそこまでにおしゃれではない。というかおしゃれの価値観が違う感じがする。無駄がない。高いものを着ていない感じだろうか。着ていたとしてそう見えなく気取っていない。日本のサードウェーブ系の記号としてnewbalanceの靴があるが、こちらでその高級品を履いている人はコーヒーショップで見ることはなかった。まあこれはたまたまかもしれないが。

そしてポートランドのカフェには様々な人がいた。地元に根付いている感じである。要は多くのカフェがかっこいいから、いちいちサードウェーブコーヒーを意識して特定のカフェにヒップな人たちが集まることがないということだろう。サードウェーブコーヒーで有名なスタンプタウンコーヒーのお客さんは日本でいうならコメダコーヒーという雰囲気で、いろんな人がいて地元に根付いている。

ブルックリンは意識的にヒップ街になったのに対してポートランドは自然発生的にそのカルチャーが街全体から起こった感じだろうか。

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NY / マンハッタン

2016.11.10

バンクーバーから直行便で約5時間。初のNYへと行ってきた。
大行列の入国審査を終え、友達が住むブルックリンの家にたどり着いたのが深夜1時。遅くまで待っててくれてありがとう。
今回はこの友達の家に5日間滞在させていただいた。彼とはかつて日本での事務所が一緒で今はNYでモデルとして活躍している。写真にも並々ならぬ情熱があり東京にいるときからよく遊んでいた。いつかNYに遊びに行くよと言っていたことが実現できて嬉しい限りだ。

今回はとにかく歩き回った。大都市だけに5日間アクティブに移動してもまだまだNYの一部しか見ることができなかったが、少しはどんな街か感じることができたと思う。

5日間のうち半分をマンハッタン観光もう半分をブルックリン観光という具合で過ごしたのでまずはマンハッタンについて書きたい。

まずミュージカルはジャージーボーイズ。初NYだったので、メジャーな観光ももちろん外せない。
数年前のイーストウッドの映画が好きでミュージカルを見るならこれだと決めていた。まず驚いたのは座席の狭さ。下北の小劇場かってくらい狭く小さい席に年配中心の観客が埋まっていた。ショー自体は大変面白く、特にエンディングのシーンは映画と一緒で演者全員が舞台に立ちみんなで歌い踊る。ここは観客も立ち上がり手拍子で参加する。映画でのこのシーンが大好きだったのでそこに参加できたことがなんとも幸せだった。

その後タイムズスクエアへ。(新宿x2)+(渋谷x2) って感じ。それを頭で想像できれば特に行く必要もないかと。巨大スクリーンの広告が周りを囲むが何の広告があったのかはほぼ覚えていない。
続いて、ホイットニー美術館。2015年に移設し新しくなったここは綺麗で展示も見やすかった。6階建てで各階にバルコニーがあり、そこから自由の女神を見ることができるのだが、めちゃ遠い。その自由の小女神の反対側はウエストビレッジが望め、それはいい景色であった。各階を見て回った後にバルコニーに出て一呼吸して次の階の展示に行くというのがオススメだと思う。NYにてウォーホール作品やアヴェドンのプリントを観れたことは良い体験であった。

その他にも写真ギャラリーやSOHOを中心に観光。もちろんパタゴニアにも赴き、NYオリジナルステッカーをゲット。ちなみに僕はパタゴニアが結構好きで各地のパタゴニアに訪れているのだが、SOHO店は3階建で広く、展示も色別にディスプレイされていたりとイケていた。その日NY はかなり寒く風も強かったためR1というフリースを購入しその場で着用。この商品はNY限定とかではなくどこでも買える。ちなみにこれがかなり優秀で暖かくそれから毎日着ている。

食事に関しては訪れた場所全てがおいしかった。主に友達と彼の彼女にオススメの場所に連れて行ってもらったのだが、バンクーバーに比べ安くておいしくレベルが高かった。大都市なのでどこの国の料理も食べることができるし、食で楽しめることは間違いない。ピザスライス屋でさえ、こだわりが強くバンクーバーのそれとは異なっていた。

あらかじめ予測できたことだがやはり混沌としていた。忙しさや都会な感じは東京と同じなのだろうが、もっとも違うのは多様な人種である。日本なら日本人しかいないが、NYは様々な人種がニューヨーカーとして暮らしている。友達が言っていたが、日本に比べNYで仕事をしていくには東京よりも人との繋がりが大切らしい。世界中から人々が集まり、様々な人種が行き交う街ではコミュニティーというものがとても大事のようだ。NYにはそういったコミュニティーが無数にあり街を構成している。その繋がりが強いのは当然であって、そこで自分というものを存在させていないとそのカオスに飲み込まれてしまう。日本ならどこに行っても自分の顔と似たような日本語を話す日本人しかいないわけであるが、NYにはその安心感がない。
今回この「コミュニティー」「人種」というものを意識せざるにはいられなかった。もちろんこのコミュニティー間を行き来することが重要かつ楽しいのだろうがそこには宗教や言葉の違いがあり容易ではない。しかし、そういった自分と違う文化や人種に興味を持ち、知ることが大事である。もっと色んな場所に旅したいと思わせる旅であった。最後、大学のレポートっぽくなってしまった。失敬。

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2016.11.10

バンクーバーに来て早いもので5ヶ月が経った。最高と言われるバンクーバーの夏はおわり、これから来年の春まで雨シーズンが続くらしい。すでに今週も晴れの日がなく大雨ではないがパラパラとした雨の日々。気温もすっかり低くなり、すでにダウンを着ている。素晴らしかった夏が名残惜しく寂しい気持ちにもなるが街の紅葉した木々は美しく、落ち葉によって赤や黄色に染まった道を歩くと気分も晴れてくる。

さて。バンクーバーは犬が多い。しかも僕のとりわけ好きなフレンチブルドッグを飼っている人も多く、ここはなんてセンスのいい街なんだと来た当初に思った。大きくて綺麗な公園もそこらじゅうにあるし、犬同伴で入れるお店もたくさんあるので飼い主にも犬にとってもいい環境なのだろう。僕は犬を飼ったことがないので、しつけについてはよく分からないが、バンクーバーの犬たちは賢い気がする。吠えているところを見ないし、多くの犬がリーシュなしで散歩している。

昨日通りかかった公園でも犬がたくさんいて飼い主達が運動させていた。するとフリスビーを咥えたボーダーコリーが僕のところに寄ってきて、フリスビーを僕の靴の上にポタッと置いた。かわいいなお前〜て感じで何回もフレスビーを投げて遊んだ。さすがボーダーコリー、運動神経抜群で僕の投げるイケてないフリスビーでもジャンピングキャッチしてくれたり、楽しんでいた。かわいいな犬。ボーダーコリーとフレンチブルドッグ飼えたらたまらんだろうな。

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収穫の秋

2016.11.10

すっかり日本にも定着したハロウィーン。今までその波に乗ることもなく毎年11月を迎えていた。しかし今年はその日をカナダで迎えることとなる。ということで。

カボチャ畑が広がる場所があるというバンクーバーはリッチモンドへ。そこはSouthlands Heritage Farmという場所で野菜や果物のマーケットと馬やヤギがいるふれあい広場が隣合わせになっており、なんとも独特な雰囲気を醸し出していた。マーケットの野菜や果物は自家栽培のものが中心で種類も豊富で物色しているだけで楽しかった。

さて目的のカボチャ畑はというと、ふれあい広場から出ている小型の汽車に乗車しなければ辿り着けない。もちろん有料(カボチャ持って帰っても良い料含む)。8ドルを払いプチアドベンチャーへ。汽車には運転手と移動の間、ガイドとカントリーソングを歌ってくれるおじさんが乗車している。

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いざ出発の時間になるとガイドのおじさんが3、2、1と掛け声をかける。汽車に乗った客は「ヒーハー」と叫ぶ。そして動きだす列車。なんとも楽しくシュールな号令だったが、これにより乗客一同カボチャ収穫への気持ちが高まったに違いない。

出発してまもなくおじさんのライブが始まる。お、なんか歌い出したなと思ったら汽車が急に停車した。カントリーおじさんはまだ1番のBメロあたりにもかかわらず歌をストップし汽車から降りて近くにいた馬に餌をやり始めた。完全に歌うタイミングがおかしいと全員が思っただろう。 餌やりから戻ると再び汽車はゆっくりと動き出す。歌が再開されるのかと思ったが普通にガイドが始まった。そしてわずか3分ほどでカボチャ畑に到着。 結局歌は最後まで、いや1番のサビすら聞けなかった。

汽車から降りると広大な畑に無数のオレンジが見える。もちろん全てカボチャ。サイズ違いで畑が異なり、デカイやつが欲しかったら奥の畑に行きたな、と中途半端歌おじさんが言う。 巨大な畑に大量のカボチャが散乱?放置?されており客は好きなカボチャを選んで持って帰っていいというシステム。収穫というより拾う感じ。

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昨日は雲ひとつない快晴であったため、空の青にカボチャのオレンジが映え綺麗だった。 一応巨大なカボチャを持ち上げたりして記念撮影をしたのち、記念品レベルの小カボチャをひとつ持ち帰らせていただいた。

なかなか貴重な体験だったと思う。同じような場所が日本にもあるのかはわからないが、そこは家族連れが多く、お父さんが必死に巨大なカボチャを持ち帰っている姿を見ていると、ただ仮装するだけではない本来のハロウィーンの意味を再認識するきっかけとなった。

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